「サンプル間ピーク」あるいは「トゥルーピーク」とも呼ばれる。デジタル音声はサンプリング周波数の周期のデータでできているが、アナログに変換、あるいはリサンプリングする際に補間される事によって、各データの間に現れる元のデジタルデータよりも大きな振幅のピークの事を指す
略して「ISP」と呼ばれる場合もあるがそれほど一般的な略語ではない。文脈によってはInternet Service Provider、いわゆるプロバイダと誤解される可能性もある
リミッター、マキシマイザーなどで、デジタルデータを最大振幅ぎりぎりまで振れるようにした、いわゆる「ホットシグナル」の場合、デジタルデータとしてはクリップしていないのに、このインターサンプルピークの影響で最終的な音声としてはクリップしてしまう場合がある
下の図は、デジタルのデータは緑の丸印の部分であり、どれも1.0以内に収まっているが、アナログデータにした場合には赤線の部分で1.0を超えた振幅となっている例である