楽器の一種であり、プラスチックや金属のパイプの腹に穴が空き、そこにセロハンのような薄い膜が張られたもの。「バズーカ」と呼ばれる事もある。一見、笛のように見えるが吹いて鳴らすものではなく、咥えたまま声を出すと膜が振動し、声がビリビリと歪んだような音が出る。分類としては張った膜が振動して音を出す「膜鳴楽器」であるが、膜鳴楽器のほとんどが叩いて音を出す打楽器(いわゆるカワモノ)である中では異色の存在と言える。ルーツはアフリカの民族楽器である
声を元にするため特別な演奏技術は不要であり、また数百円程度と極めて安価であるため、どちらかと言えば玩具として扱われる事も多い
コミカルな音が出る事からコメディミュージックなどで使用される事が多いが、ジミヘンドリックスやピンクフロイドなど様々なミュージシャンが時として使用する場合がある
【参照】
⇒ カワモノ
⇒ カワモノ