「MIDIスルー」と呼ばれる音源モジュールなどMIDI対応機器についている端子の名前。「MIDI IN」端子に入力されたMIDI信号をそのままスルーして出力する端子である
MIDI THRU端子を用いて音源モジュールを数珠繋ぎにする事で、1本のMIDIケーブルの先に複数の音源モジュールを接続する事ができる。接続された複数の音源モジュールはMIDIチャンネルを切り替える事で使い分けるなどの使い方が想定される
ケーブルの取り回しを整理する目的では有効な方法であるが、1本のMIDIケーブルで通せる信号の帯域に限りがあり、発音までのレイテンシーの面で不利になるため、MIDI THRUで多数の機器を数珠繋ぎにするという使い方は減少傾向である