ビデオや音声の編集に関する言葉であり、編集や再生を行う対象の位置から少し巻き戻しておく事を言う。プリロールの元々の意義はテープ式の録画/録音機器で編集を行う際に回転が安定するために必要な時間を取っておく事である
テープを使用しない機器であれば回転の安定のためという意味はないが、パンチイン/パンチアウト編集などでも編集開始点から突然開始するのでなく少し手前から再生を行う事は一般的である
「プリロール」に対して編集終了位置を過ぎたあとしばらく再生を続ける事を「ポストロール」と呼ぶ
派生する言葉として「プリロール広告」と呼ばれるものがある。これはネット上の動画サービスなどで行われるもので、本編が開始する前に挿入される広告の事を指す
【参照】
⇒ パンチイン/パンチアウト
⇒ パンチイン/パンチアウト