著作権保護技術(DRM)の1つでDATやMDで使用されている。「Serial Copy Management System」の略語。読み方は通常は「エスシーエムエス」だが一部では「スカムス」と読む人もいる(なお「スカムス(scums)」は侮蔑的な意味を含んでいる)
仕組みとしては非常に単純で暗号などを用いたものではない。デジタルコンテンツに2ビットのコピーコントロール情報を持って、「無制限にコピー可」、「1世代のみコピー可」、「コピー不可」を指定し、各機器がこの指定に適切に従う事が規定されているだけである。即ちデジタルコピー動作を行った場合、「無制限にコピー可」⇒「無制限にコピー可」、「1世代のみコピー可」⇒「コピー不可」、「コピー不可」⇒「コピー不可」となる事が要求され、悪意を持ってこのビットを書き換えるような機器は存在しない事が前提となっている
逆に楽曲の制作を行うために用いる業務用機器では、コピーコントロール情報を任意に書き換えることが可能となっている