インテル社が開発した、マルチメディア処理の性能を向上させるためのCPU拡張命令セットの名前。「Streaming SIMD Extensions」の略であるが、ストリーミング再生に限らず動画、音声関係を中心に様々なアプリケーション全般で利用されている
1つの命令で複数のデータに対して同じ処理を行う「SIMD (Single Instruction Multiple Data)」と呼ばれる技術の一種である。なお、インテルのCPUでは「Sandy Bridge」以降、AVXと呼ばれるSSEの次世代となる拡張命令を搭載している
SSE には「SSE2」、「SSE3」等幾つかの世代があり、過渡期には DTM 関係のソフトウェアでも CPU の対応/非対応によって特定のプラグインが動作しない等のケースがあったが現在ではそれほどの混乱はなくなり、問題となる事は稀になっている
対応CPU(Intel) | 対応CPU(AMD) | |
SSE | Pentium III | Athlon XP |
SSE2 | Pentium 4 | Athlon 64 |
SSE3 | Pentium 4 Prescott | Athlon 64 Venice |
SSE4 | Core2 Penryn | — |
【参照】
⇒ DTM
⇒ DTM