ラテン音楽で良く使われるドラムの名前。単数形では「ティンバル(Timbal)」であるがサイズの違う2個のティンバルをセットで使用するためティンバレス(Timbales)と呼ばれる。各ドラム個別にはそれぞれ大きい方が「エンブラ」または「ローティンバル」、小さい方が「マチョ」または「ハイティンバル」というように呼ばれる
サイズとしてはスネアドラムに近いが、裏は開いておりタムドラムに近い構造である
スタンドにはカウベルやウッドブロックを一緒にセットして使用する事が多い。スティックでヘッドとリムを同時に叩くリムショットを多用するのが基本的な奏法となる。胴は金属製であり「カン、カン」という金属的な響きのする楽器である
MIDI の GM 規格ドラムマップでは、ノート番号65、66にそれぞれハイティンバル、ローティンバルが割り当てられている