データ転送の速度の事。1秒間に何ビット転送されるかを表す「bps (ビットパーセカンド)」が単位として使用される。
例えば圧縮をしていないCD品質(CD-DA)の音声ではビット深度が16bitでサンプリング周波数が44.1kHzのステレオ音声(2ch)であるから、16 x 44100 x 2 で 1411200bps、即ち 1411.2kbps のビットレートとなる
MP3やOGGなどの音声圧縮技術はこのビットレートを小さくするものであり、圧縮率を高くするほどビットレートは低くなりデータ量は減少するが、音質の劣化も大きくなる。通常は数分の1から10数分の1程度の圧縮率が良く使われ、320kbpx、192kbps、128kbps、64kbpsなどが目的に応じて利用される