「半音階の」という意味の言葉。「クロマチック・スケール」は1オクターブを12等分した12個の音程をすべて並べた音階の事を指す
即ち、(平均律では) クロマチック・スケールの各音間の周波数比率は、(sqrt[12]{2}) (=1.05946・・・)倍となる。
例えば木琴や鉄琴など、クロマチック・スケールの音が出せる打楽器をクロマチック・パーカッションと呼ぶ。また、ハーモニカでは10穴のいわゆるブルースハープでなく、半音階すべての音が出せるものをクロマチック・ハーモニカと呼ぶ
チューナーではギターやベースなどの特定の楽器専用でなく、12音すべてに対応したものをクロマチック・チューナーと呼ぶ