「身をかがめる」という意味で、メインの音声が鳴る際に他の音を絞って目立たせる事をいう。ボクシングで身をかがめてパンチをかわす「ダッキング」と同じ言葉である
例えば、曲中の音作りの一環としてバスドラムの鳴る瞬間にベースの音量を絞るというような手法がダッキングである。また、構内放送システムでナレーションが始まる時に BGM の音量を絞る、という動作もダッキングと呼ばれる。曲中の音作りとしてダッキングに使用されるのは、いわゆるサイドチェインコンプレッサーである
また構内放送などで使用されるものとして、「ダッカー(Ducker)」と呼ばれるエフェクターがある。ナレーションの例ではサイドチェインでナレーションの音声を監視しながら BGM の音量を調整する事になる