MIDIの技術的な用語の1つ
MIDIのデータ(1つのメッセージ)は最上位ビットが立った0x80以上のステータス・バイト(コマンド)と0x80未満のデータ・バイトから成る。通常は1つのステータス・バイトとそれに必要なデータ・バイトで1つのMIDIメッセージが構成されるが、同じステータス・バイトのMIDIメッセージが連続する場合にはステータス・バイトを省略する事ができる。受信側では、ステータス・バイト毎に定められている数よりも多くデータ・バイトを受け取った場合は、同じステータス・バイトで示されるMIDIメッセージとして処理する事になる。この仕組みを「ランニング・ステータス」と呼び、これによってデータ量を削減できる
例えば下のようなデータの場合:
ステータス | データ | データ | ステータス | データ | データ | |
ch1ノートオン 0x90 |
ノート番号 60 |
ベロシティ 100 |
ch1ノートオン 0x90 |
ノート番号 62 |
ベロシティ 95 |
・・・ |
ステータス | データ | データ | データ | データ | |
ch1ノートオン 0x90 |
ノート番号 60 |
ベロシティ 100 |
ノート番号 62 |
ベロシティ 95 |
・・・ |