エフェクターなどを開発するデンマークの音響機器メーカー。1970年代からエフェクターを作り続けてきた老舗であり、リバーブなど空間系のエフェクトで特に定評がある。
ドイツでソフトウェアのプラグインを開発するようになってソフトウェア製品は TC Works、ハードは t.c.electronic と使い分けていたが、現在は tc electronic ブランドに統一されている。また親会社はホールディング会社の「 TC Group 」であり、系列に高級スピーカーメーカーとして著名な「タンノイ社」を持つ
ソフトウェアによるエフェクター製品は外付け DSP ボードである「パワーコア（PowerCore）」を使用する形で、外付け DSP 型のエフェクトとしてユニバーサルオーディオ（Universal Audio） 社の「 UAD シリーズ」と人気を二分していたが、2011年1月にパワーコアシリーズの新規開発を終了するというアナウンスがなされ、生産完了となった。また、この際に今までのパワーコアユーザーに対してユニバーサルオーディオ社の UAD-2 へのクロスグレード・プログラムが準備された
