出力信号の一部を入力に再度戻す事を言う。電気回路の設計では必須の技術であり、アンプの内部などでは様々なフィードバック技術が用いられている
DTMに関連する事柄としてはギターのフィードバック奏法やディレイなど幾つかのエフェクターのパラメータとして目にする事がある言葉である。また、PAなどで発生するハウリングもスピーカーから出る音がマイクにフィードバックされて起こる現象である
ギターのフィードバック奏法はギターアンプから出る音や漏洩磁気などをギター本体で再度拾う事でハウリングのような高い音を意図的に出す手法である
エフェクターのパラメーターとしての「フィードバック」はどんなエフェクターかによって異なる効果となる。代表的な例では、ディレイの「フィードバック」は遅れた音を再度入力する事により、やまびこのように一定間隔で何度も繰り返す効果を生む。また、フランジャーのフィードバックはレゾナンスが上がった金属的な癖のある音になる